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灯台守の恋

また一人で観てしまった…。
ケド、う~ん、一人で観て正解かも!?
何ていうか「女性」と「男性」ではかなり見解が
違って来る作品かと…。
「女性同士」で観るといいかもね。

淡々と、片田舎の「灯台守」という仕事を
語り進める。
でも、そこには「閉鎖的」な独特の空気感が漂う。
そんな中で惹かれ合ってしまった大人の男女。

女性として、ヒロインの
「恋する気持ち」と「世間体」の間で
揺れ動く心情は非常に切なく、突き刺さる。
それでも、抑え切れない想い…。
それが「恋」なのだと思う。

男性から観れば、ヒロインの相手役の
「恋する気持ち」と「男の友情」の狭間で
揺れ動く心情は「切ない」という言葉は
当てはまらない気がする…。
「面子」とか「義理人情」とか、そんな言葉?
そして、ヒロインの夫役の
どんなことがあったとしても
「一人の女性を愛し抜く」という強さは
男性からすれば、
「羨ましい」とか「自問自答」とか…。

そして、ヒロインの娘の心情は…?
「女性として生きた母」
「母の過ちをも受け入れた父の深い愛」
「知る術もなかった本当の父への想い」
「本当の父」という言葉が適切かどうかは
分からないけれど…。

全体的には「大人の映画」という言葉に
なってしまうのかな。
ただ…
簡単に「大人の純愛ラブストーリー」とは
片付けられない、じわじわと染みて来る作品だ。

今の私には、かなりインパクトがあった。

「好きな人の子供が欲しい」
「でも…結婚はしたくない」

そんな矛盾した想いが同居している私。
正に、このヒロインの心情が突き刺さった。
Commented by あん at 2005-11-27 22:44 x
フランス映画、やっぱり好きです。この島に行きたくなりました。もし私だったらアントワーヌと島を出たかも・・
Commented by コオリ at 2005-11-28 00:44 x
あんさん、コメントありがとうございます。

フランス映画…
独特の雰囲気ありますよね。
根っこには「フランス人」の「自我の強さ」が
あるのでしょうね。
見習いたいな~と思います。
Commented by purple in sato at 2006-01-31 00:33 x
TBありがとうございました。
男性の視点から観ても、とても素敵な映画でしたよ。
ラストでカミーユが二人の写真と向き合うシーンには、胸が熱くなりました…ジ~ン。
Commented by コオリ at 2006-02-01 01:32 x
purple in satoさん、コメントありがとうございます♪

うんうん!
男性側からの「ご意見・ご感想」はとっても新鮮です。
どんなんかな~ってイマイチ想像出来なかったのです。
「自分の尊敬する仕事仲間の妻」と知りつつ愛してしまう「激しい情熱」と
「自分の愛する妻」の「過ち」を受け入れる「静かなる情熱」…。
ぐっと来るものがあるのだろうな~~って。
by animal_therapy | 2005-11-11 00:52 | 映画 | Comments(4)

愛犬ろく&ふくとのハチャメチャな日々♪♪♪


by コオリ
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