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というわけで。

久々に「アニマルセラピー」について、語りたくなった。
もちろん、コオリ自身の勝手な意見ダケドF9AC.gif
週に一度の「ろく連れ出勤」も今年の春で丸二年になる。
最初は「ほんの思いつき」程度で始まったものの、いまではすっかり定着した。
止めるに止められない状況になっている。
患者さん、院長、ろく、コオリ…みんなでゆっくりゆっくり積み上げて来たなぁ~って思う。
でも、だからこそ、よかったのだと、今シミジミ思う。
というのは…
「当たり前にそこにいるコト」こそが大切なんだと思うだから。
ヒトはヒトがいると「頭」で考えて「言葉」にして色んなコトを伝えようとする。
でも、その時に、余計なコトを色々と考えちゃって「ホントのコト」から目を背けたりする。
更に相手に言われた言葉に反応して、それがもっと混乱を招いたりする。
そして思考のぐるぐるにはまっちゃう。自ら、どんどんはまっていく…。でもって、出口を見失う。
でも、動物は何も口出ししないで、ただ「そこに居る」のだ。
特別なコトは何もしてないし、何も言わない。でもただただ「そこに居る」だけ。
それなのに、何のアドバイスもしてくれないのに、実はそれの方が有難かったりする…。
なぜなのかF9A0.gif
結局はさ、みんな自分で答えなんて持っててさ、それを肯定して欲しいだけでさ。
っていうか、みんな「自己治癒力」とか「自己再生能力」とかって持っててさ。
それになかなか気づけないだけでさ。
もっと言うと、自分の問題は自分で作ってるんだし、だから自分で解決するしかなくてさ。
動物達と向き合ってると、そこに行き着くんじゃないかって思うのよ。
でもね、ただ動物をあてがえばいいかっていうと、そうでもなくて、
動物と触れ合って、一瞬でも自分の中の「あったかさ」とか「優しさ」とか「穏やかさ」に気づいてさ、
「あっF99B.gif今、とっても心地イイかもF992.gif」って感じた時に、それをしっかりと共感して、見守ってる「ヒト」が
やっぱりそば居て、その「嬉しい気持ち」をともに味わって、受け止めるコトが必要でさ。
でも、そこに「ムズカシイ解説」は一切必要なくてさ。
ただただ「よかったじゃんF8F5.gif」って、寄り添うだけでイイんだと思う。
ってか、それが一番大切なんだと思うのよ。「下手な言葉」は興醒めなんだよね、きっとF8A3.gif
だって、散々「思考のぐるぐる」で疲れた「心」なんだもん。
せっかく一瞬でもそこから「離れた」んだから、わざわざそこに連れ戻さなくてイイんだよね。
というわけで、何にも考えないで、ただただろくとコオリが二年に渡ってやって来たコトってのは
「考えなかったからこそ」続いたし、受け入れられたし、求められたのだなぁ~と実感するわけですよ、はい。
これからも可能な限り、このゆる~いスタンスで続けていきたいって思います。
それにしても、ろくのヤツはまんまとおやつをゲットするコトに成功しておりますF99B.gif
最近では「水曜日は犬の居る日」と認識されているので、よほどのコトがない限り
待合室ではノーリードのフリー状態です。
患者さんによっては診察室にも一緒に連れて行きます。それが緊張を解すコトにもなってるようです。
こんなやり方がどこでも通用するとは思わないケド、全否定する意見もあるだろうケド、
「一臨床現場での現実」ってコトで、いいんじゃないかなぁ~~。
ねえ?ろく?F945.gif
by animal_therapy | 2009-03-13 03:05 | アニマルセラピー | Comments(0)

愛犬ろく&ふくとのハチャメチャな日々♪♪♪


by コオリ
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