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綴り字のシーズン

今年最後の映画~~♪
ってことで本日観に行って来た。
これまた「予告編」から気になっていた映画。
観終わって…
「予告編」や「チラシ」からは想像もつかない内容だった。
そもそも「家族愛」「ヒューマンドラマ」系かと
思っていたのだが、遥かに「深いテーマ」が隠されていた。
観終わった後「ずっしり」とくるものがあった。
こういう作品にリチャード・ギアが出演していること
にも深い意味があるんだろうな…。
彼はチベット仏教を長年信仰している。
だからこそ演じられたのだと思う。
「神秘主義」
「真理を説く」
かなり難しく、重たいテーマだけれど
日々そういうものに触れている「彼」だからこそ
伝えたいものがあり、観る者にも伝わるものがあったように思う。

娘の持つ「不思議な力」に魅了される父親
それにのめり込み「家族」が「崩壊」していくことに
気付かない父親
そんな妹を持つ「兄」の葛藤
自分の「トラウマ」を「屈折した形」でしか
表現出来ず、苦しむ母親
そして…
そんな「家族のすべて」を冷静に見つめ、
ある「次元」に達し、
ある「決断」をする、
幼い娘

娘役を演じている子役の存在感はすごかった☆☆☆
「自分のせい」で「家族がバラバラになっていく」
ことを敏感に感じ、常にもの悲しげな表情を浮かべる。
そんな中で、垣間見せるあどけない子どもらしさ…。
そして、ラストシーン。
「何か」を「知ってしまった者」の
「強さと誇り」に満ち溢れた表情。
少ない台詞の中で「表情だけ」で演じきっていた。
パンフレットによると、劇場用長編映画はこの作品が
初めてらしい…。
すごいっ!!!
しかも幼い頃から様々な国で育ち、英語、仏語、西語
を流暢に話すとのこと。
そんな「数ヶ国語」を「操る彼女」が
「言葉のパワー」を扱ったこの作品に出演したのも
何か深い意味があるようにも思う…。

賛否両論、分かれる映画ではあると思うけれど、
私的には「難解」ながらも
「観て良かった」と思う作品だ。
Commented by 村山らむね at 2006-01-09 22:14 x
ノーマークの映画でしたが、コオリさんのコメントをみて、すっかりみたくなりました。
Commented by コオリ at 2006-01-10 00:50 x
らむねさん、コメントありがとうございます♪

これまた「家庭を持つ人」「家庭を持たない人」では
少し見え方も違って来るかも知れませんが…。
でも、それをも超えた「深み」がある映画です。
と、私は思います。

ご覧になったらぜひ感想をお聞かせ下さいね☆
楽しみにしています。
Commented by たみお at 2006-01-16 19:45 x
はじめまして☆
TBさせて頂きますネ。

>私的には「難解」ながらも…
ホントですよね、きちんとは理解できなかったけど
私も観てよかったな、と思いました。
また寄らせて下さい。
Commented by コオリ at 2006-01-17 13:30 x
たみおさん、コメント&TBありがとうございます♪

最近「映画」を観る度に思うことは

「観終わった後に何度も何度も自分の中で
反芻しながら吸収していく」

のが心地良いな~って思っています。
自分の体験に照らし合わせたりしながら
理解を深めていく…
そんな作業が「好き」なコオリです。
これからもよろしくお願いしま~す☆
by animal_therapy | 2005-12-31 00:09 | 映画 | Comments(4)

愛犬ろく&ふくとのハチャメチャな日々♪♪♪


by コオリ
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